最近ご相談いただく悩みで『お尻の痛み』を訴えられてご来院いただく方が多くおられます。
問診をする中で、『坐骨神経痛と思います』『坐骨神経痛と言われて薬を飲んでいる』ということをよく聞きます。
もちろん坐骨神経痛(坐骨神経痛は病名ではありませんので注意!)の症状だなという方もおられますが、じつは坐骨神経痛ではなく股関節に原因がある方が一定数おられるのです!
そのため、少しでも正しい治療を受けていただくため股関節疾患の特徴的な痛みをまとめたのでチェックしてください
以下の項目に当てはまる人は要注意です!
2つ以上当てはまると股関節が原因かも!
股関節はソケットの役割をなす臼蓋と大腿骨頭で形成されます。図のように骨と骨で関節が作られるわけではなく、周りに臼蓋唇という軟骨や関節包、靭帯などの組織が存在しています。
股関節は特に形態に個人差、左右差多い関節だと感じます。FAI(femoroacetabular impingement)と言われる臼蓋や大腿骨のくびれが大きく関節の制限を出すものや、臼蓋形成不全(ソケットの部分が浅い)ものが代表的ですが。そのほかにも股関節の前捻角の差なども臨床では特に考慮すべき点になります。
この左右差、個人差を知らないままで無理なストレッチを行ってしまうと知らないうちに関節唇を痛めてしまっていた・・・ということになりかねませんので上のチェックリストに当てはまる方は医療機関、当院へのご相談をお勧めします(^^♪